TU-870にパンチング板でケース(ボンネットともカバーともいう)を付ける。 2007.12

「何時かは作らなきゃいけない」
と、思っていた。
 12/31は、店番にあきた店主は、作り出した

 

先の改造で、音質的にもお気に入りとなったTU−870である。 コンパクトなだけに、どこに置く場所にはこまらない 

 だが

そのまま、そっと使っているには良いのだが、近くに物を置いたりして、真空管にもたれかかられ、グリっと曲がってしまう。これが、たびたびになると足にストレスが加わり、球にはよくないし、余計なことに気を使う。   ので、カバーを付けた。  誰でも出来る、簡単な改造だけど とても使い勝手は良くなりましたので、ご紹介します。

要点として
1.操作swがこれまで通りに、使えるように
2.管の保護ができる
3.通風
4.ホコリだまりにならないように
5.安直
6.安価

で、こうなりました。 材料は「差動アンプキット」の底板のパンチング板です。 サイズ:30cm×12.5cm、t0.5 のSUS板です
TU870の巾が12cmだったのでちょうど良かったです。

工作方法
1.加工:
  高さ9cm+巾12cm+高さ9cm=30cmになるように、板に挟んで「よいしょ」と曲げます。厚さが0.5mmですので楽に曲がります。
  そのままではRが大きいので角を出すため、木槌(木材)で叩きます。
  パンチングの穴があるので「商売品」の様にピシリとはきれいに曲がりませんが、ご覧の程度には出来ました。

2.塗装: 省略しました。 
3.取り付け: アンプケースの通風口とパンチングの穴をM3のネジナットで友締め。
  内側からネジを出し、外からナットを付けます。 アンプの底板を付けた後、BOXレンチで「えぃっ」と締め付けておしまい。

    以上 約30分程度でした。

やってみて、後で思ったけど
■ 本当は「基板」を外して、パンチ穴に合わせて、アンプケースにタップ穴を加工した方が高さも調整でき、取り外しも簡単で良いのですが、「安直」でやりました。 
■左右からぎゅーと力を掛けるとたわみますが、ちょっとくらいの力では平気です。普段使うには支障無しと判断しました。

◆ 枕元に置いている方が、夜中に真空管をなぎ倒すということで買って行かれました。 2,3回やったそうです。
   300Bもお持ちで、やることもある ということですが、あれは高いし、ST管のベースって弛みますから  大変だろうなあ (2009.08)

 

パンチング板は1枚920円 でいかがですか? 無くなりしだい終了します。
切断面の折り返し、表面に擦り傷が有る物もあるので、ご承知ください。
ご希望の方は、「パンチング希望」とメールください。 buy@hanayuu.com