島田さんの 14GW8差動アンプ   2010.09

 

 

以下 お便りのままです

>>
>> 基板頒布ではお世話になりました。
>> 5月半ばに基板が届いてから4か月も
>> 経ってしまいましたが、やっと何とか
>> 出来上がりました。
>>
>> 仕上がり具合は別として、基本的には作例
>> <7.1 「清さん」 2008.04>
>> に類似しているように思います。
>> (写真-正面)
>>
>> 手持ちの14GW8(PCL86)を使うのだけれど、
>> 基板類に手を加えることなく、将来は?
>> 6BM8にも転用可能にしたいと思いました。
>> 本末転倒ですね。すみません。
>>
>> いろいろ考えた末、基盤の裏側(パターン面)
>> のソケットのランドから、9ピン4本分の配線
>> をシャーシの表に引き出して、20mm程のゲタ
>> を履かせたソケットにつなぎました。
>> 14GW8のピン接続の組み替えもここでしています。
>> ソケットの引き回しが長くなることによる動作
>> 不安定等が懸念されましたが、大きな破綻は
>> 見られないようです。
>>
>>
>> 結局、シャーシ裏に完成した基板をひっくり返して
>> 取り付けました。
>> ヒーターの配線のみ変更して、基板側ソケットに6BM8を
>> 差せばそのまま6BM8のPPアンプとして動作するはずです。
>> なお、C電源用に100V:8Vのトランスを追加しました。
>> 出力トランスのリード線がそのまま巻いてあったりで、
>> お恥ずかしい限りです。
>> 最初、ブー・ビーとにぎやかだったので、どこかで発振
>> かと思いましたが、調べてみると、基板のGが浮いて
>> いました。基板のGをシャーシに落して解決しました。
>> (写真-はらわた)
>>
>>
>>
>> 主要な部品類は以下の通りです。
>> 電源トランス 特注品 220V-250mA(AC)
>>            14.5V-12.6V-1.5A(AC)
>> 出力トランス 東栄 OPT-10PR 8KΩ カバー付き
>> C電源トランス ジャンク品 100V:8V 容量不明
>> シャーシ   野口トランス 加工済みシャーシS-170
>>
>> あまり参考にはならないと思いますが、とりあえず
>> 完成のご報告とさせていただきます。
>>

島田さん ありがとうございました。

14GW8は中のユニットが両方とも感度が高いので、かなり利得が稼げます。
そのため 初段の動作点も変更出来る範囲が広く、動作点を変更して音質の変化を楽しめます。 
また NFBも増量できますので、こちらでの変化も味わえます。 この点は 6BM8では感度が低いので かなわない点です。